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ごあいさつ
1970年代、「学校に行けない」、「保育園が受けてくれない」、いや、それよりも、「学校が無い」、「通園できる施設が無い」、そしてその後の働く場所や日中活動する場所が無いという「無い無いづくし」の障がい者・児の社会環境の中、私たちは、行政や地域の関係の方々と一つ一つ作り上げてきました。
その時々の制度に対応し、無認可小規模作業所の設置運営、社会福祉法人での事業運営、そしてどんな法人でも障がい福祉サービス事業に参入できるという時代の要請に応じた取り組みを進めてきました。
さらに、
「成年後見センターがほしい」
「近くに特別支援学校がほしい」
「気軽に相談できる場がほしい(専門性の高い職員が配置された)」
などの時代の地域の要請に真摯に応えてきました。
障がい者の就労支援や生活支援の環境、障がい児の子育て環境などめまぐるしいほど障がい者・児をとりまく環境は大きく変化をしてきております。
自立志向の強まりの中で、平成18年に障害者自立支援法(その後、障害者総合支援法に改正)が施行され、地域福祉や就労促進の流れが加速されました。
いかに制度の改革が行われようとも,地域の障がい者・児、関係者の方々のニーズに対応すること、地域にない資源を創出し、さらに先駆的に様々な事業を発信し実現することが、私たちの使命であると考えております。
地域の障がいをお持ちの方がどのような生活を望まれるのか、その声を聞き、言葉にできない思いを感じ取り、お一人お一人が「なりたい自分」になれるように支援させていただきたい。何気ない会話、生活の中での言動から、真のニーズをくみ取る感性を持ち続けるよう切磋琢磨していきます。
今後も私たちジョブグループは、制度改革や住民の意識などの変化に対応をしながらも、「障がい者・児の真摯な支援」「地域が必要としているものは作る」、「住み慣れた地域でずっとその人らしく、その人が望む生活を続ける」ために支援を続けていきます。
これからもジョブグループに対し、叱咤激励をお願い申し上げます。
株式会社ジョブウェル
代表取締役 川上雅也